日本発着クルーズであっても外国船であればカボタージュ制度により、必ず海外へ寄港しなければなりません。
このときによく選択肢にあがるのは、台湾の基隆(キールン)と韓国の済州島(チェジュトウ)と釜山(プサン)の3つの都市です。
同じアジアだから、似たようなものだろうと思ったら大違い!
知らずに適当に選ぶと、思わぬ失敗を招いてしまいます。
そこで、この記事では基隆・済州島・釜山へ行った感想とおすすめランキング、それぞれの都市のメリット&デメリットを紹介します。
どのツアーに参加しようか迷っている人、初めての海外を失敗なく楽しみたい人は、ぜひ参考にしてください。

【うみねこ】
クルーズ旅育アドバイザー
世界を手軽に体験できるクルーズ旅行の魅力を発信する2児の母です。
子連れクルーズのリアルな体験を忖度なしで辛口レポートしています。
【家族構成】夫・私(主婦)・長女・次女
基隆・済州島・釜山―この3都市に寄港する理由

日本発着ツアーでも外国船が海外都市に寄港するのには、カボタージュ制度が関係しています。
カボタージュ制度とは、外国船が日本国内の港だけを結んで旅客輸送を行うことを制限する制度です。
そのため、外国船は日本発着クルーズでも海外へ必ず寄港しなければなりません。
そこで距離が近く、観光しやすい基隆(キールン)・済州島(チェジュトウ)・釜山(プサン)へ行くのが外国船の定番ルートとなっています。
このような理由によって、外国船の日本発着クルーズでは、台湾・済州島・釜山を組み込んだツアーをよく見かけるのです。
実際どうだった?3都市を子連れで巡ったリアルな感想とメリット・デメリット
ここでは実際に3都市を観光した私が勝手に【初めての子連れ観光おすすめランキング】を作成しました。
また、行ったときに感じたそれぞれの都市の雰囲気や、子連れならではのメリット&デメリットもまとめました。
事前に知っておくと対策もしやすくなるので、ぜひ出発前にチェックしてください!
3位:済州島(韓国)|自然がきれい!だけど正直3都市の中では優先度低め

済州島は豊かな自然が魅力の韓国の島で、滝や山、市場などを巡るのが観光の定番です。
ただし、入港できる港が2か所あり、利便性が大きく異なる点には注意が必要です。
私たちが入港したのは南側の西帰浦(ソギポ)でしたが、ターミナル内の移動だけでも800mの距離があって大変でした。

さらに近隣には何もないので、オプショナルツアーやタクシーを利用して市場などへ出掛けなければなりません。
一方、北側の済州港国際旅客ターミナルは比較的アクセスがよく、短時間でも買い物やグルメなどを楽しみやすいとされています。
どちらの港に入港するかによって観光の仕方も変わるので、事前にチェックしておくと安心です。
済州島はほかの都市と比べると観光スポットが少なく、楽しみやすさでは基隆や釜山に軍配が上がるかな~というのが正直なところ。
自然好きな人にはおすすめですが、初めての子連れクルーズなら他の2都市を優先してもよいかもしれません。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 〇自然豊かでのびのびした島の雰囲気が味わえる 〇Eマートや大きな市場で買い物・食事が楽しめる 〇良くも悪くも観光地 | ✖入港する港によって利便性が大きく異なる ✖西帰浦(ソギポ)港はターミナル内の移動だけでも大変 ✖3都市の中では観光スポットが少なめ |
うみねこ滝を見には行きましたが、正直海外感はありませんでした。
でも、サムギョプサルはめっちゃおいしかったです♪


2位:基隆(台湾)|夜市は最高!でも暑さとトイレ事情はしっかり備えて


暑いイメージがなかったのですが、実は台湾は緯度が石垣島とほぼ同じの亜熱帯気候です。
私たちが訪れたゴールデンウィークでも日本の7月くらいの暑さで、熱中症になりかけました。
台湾に行くときには、熱中症対策の飲み物・日焼け止め・帽子は必須です!
基隆港の徒歩圏内の観光スポットは夜市がメインですが、これが楽しい!
リーズナブルな価格でいろいろな食べ物が並んでいて、日本とはひと味違う雰囲気が楽しめます。


辛いものは少なく、子どもも食べやすいメニューが揃っているのも嬉しいポイントでした。
一方で、台湾のトイレにはトイレットペーパーがない場合が多いので、ポケットティッシュは多めに持参することをおすすめします。
観光地以外は日本語・英語が通じないこともあるので、翻訳アプリを入れておくと安心です。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 〇異国感があり、旅気分を味わえる 〇価格もお手頃で食べ歩きが楽しめる夜市が楽しい 〇台湾の人は優しい | ✖亜熱帯気候で想像以上に暑いので熱中症対策は必須 ✖トイレにトイレットペーパーがないのでティッシュ必須 ✖夜市以外の徒歩圏内の観光スポットが少ない |



異国感満載でしたが、日本を基準にすると衛生面での不安が…
初めての海外だった子どもたちは緊張の連続だったようです。


1位:釜山(韓国)|日本に近い安心の大都市


釜山を歩いてまず感じたのは、街の清潔感が日本並みであることです。
トイレは水洗でトイレットペーパーもしっかり完備されていて、「海外のトイレ事情が心配…」という人も安心です。
街並みや人々の雰囲気もどこか日本に似ていて、初めてでもあまり身構えずに過ごせました。
地下鉄に乗ってBIFF広場に行けば、屋台や韓国料理屋が集まっていて、子どもと一緒にぶらぶら食べ歩きが楽しめます。
ホットクやおでんなども売っているので、辛いものが苦手な子どもでも安心です。


大きなデパートのロッテマートもあるので、お土産をまとめて購入できてとても便利でした。
韓国は子どもたちの間でも人気なので、お店を見て回るだけでも楽しそうでした。
お友達に買っていったお土産も大好評だったようです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 〇水洗トイレでトイレットペーパーもある 〇ロッテマートでお土産がまとめて揃う 〇地下鉄もあり交通の便がよい | ✖異国感を求める人には物足りないかも ✖英語が通じないことがあった ✖大都市なので賑やかでせわしい |



買い物メインになりますが、子連れでも安心でした♪
異国感は少ないですが、初めての海外にはおすすめです
海外寄港を楽しむために準備しておきたいもの


海外観光で実際に役立ったもの・あればよかったと後悔したものをまとめました。
初めての海外をスムーズに楽しむために、ぜび用意してくださいね。
eSIM(現地データ通信)
「スマホ使えなくても、1日くらいなんとかなるかな」とケチったら、見事迷子に。
道を聞こうにも翻訳アプリも使えず、たどたどしい英語でどうにかたどり着けました。
ただでさえ土地勘のない海外で、地図アプリが使えないと思った以上に危険です。
子連れの場合は特に、迷ったときのロスが大きいのでeSIMは必ず用意しておきましょう。


ポケットティッシュ(多めに)
台湾のトイレはトイレットペーパーがない場合がほとんど。
最新のデパートのような建物内のトイレでも、トイレットペーパーがありませんでした。
一人ずつ使用できるように、ポケットティッシュを多めに持っていくことをおすすめします。
ゴミ袋&お手拭き
市場での食べ歩き用です。
屋台にゴミ箱がないことも多いので、小さなビニール袋とウェットティッシュがあると便利です。
カカオタクシーアプリ(韓国用)
韓国の移動は、日本より料金の安いタクシーが便利です。
特に済州島ではタクシー必須なので、事前にカカオタクシーアプリをダウンロードして設定しておくことをおすすめします。
アプリで行き先を設定すると料金が計算されるので、ぼったくりのリスクも減ります。
初めての海外寄港は準備をしっかり!
日本発着クルーズで寄港することが多い、台湾・済州島・釜山を一言でまとめると…
- 基隆:夜市グルメは最高!ただし暑さとトイレ事情には要注意。
- 済州島:自然は美しいけれど、観光スポットは少なめ。入港する港の確認必須。
- 釜山:清潔で日本に近い雰囲気、グルメも買い物も充実。子連れ初クルーズにおすすめ!
3都市とも楽しかった体験がある一方、困りごとがあったのも事実です。
でも事前に知っておくだけで、当日の安心感はぐっと変わります。
初めての海外観光で後悔しないためにも、事前にできるだけ情報を集めておきましょう!
日本で大人気のMSCベリッシマも外国船なので、海外寄港があります。
どんな都市を訪れるのかは、こちらの記事でチェックできます↓










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