クルーズ旅行で気になる1つが「パスポートの有無」ではないでしょうか。
クルーズ旅行では、パスポートが必要となるツアーも多く存在しています。
本記事ではパスポートが必要となるクルーズ旅行と、クルーズ旅行だからこそ注意したいポイントを解説します。
知らずに慌てることがないように、事前にチェックしておきましょう!
クルーズ旅行でパスポートが必要になる3つのパターン
クルーズ旅行でパスポートが必要となるのは、次のような場合です。
- 外国発着のクルーズに乗船する場合
- 外国船に乗る場合
- 外国の港に寄港する場合
外国発着のクルーズに乗船する場合
外国発着のクルーズ旅行の場合には、まず飛行機などで外国に移動するときにパスポートが必要です。
さらにクルーズ船の乗船時にもパスポートが必要となります。
外国船に乗る場合
日本発着のクルーズであっても外国船に乗る場合にはパスポートが必要となります。
理由は2つです。
外国船の中は海外扱いとなること。
また、外国船が日本発着のクルーズツアーを行うときには、必ず外国の寄港地に寄らなければならないルールがあるため、おのずとパスポートが必要となるのです。
外国の港に寄港する場合
日本船のクルーズ旅行の場合でも、外国の港に寄港する場合はパスポートが必要です。
ただし日本国内だけのツアーであれば、パスポートは不要です。
パスポートの有無はツアーの概要に記載されていることが多いので、チェックしてみてくださいね!
クルーズ旅行だからこそ気を付けたいパスポートの注意点
クルーズ旅行でのパスポート利用方法は基本的に飛行機で海外旅行に行く場合と同じです。
ただし、クルーズ旅行ならではのルールもあります。
ここからは、クルーズ旅行で気を付けたいパスポートの注意点を解説していきます。
- クルーズ乗船の60~90日前までに準備
- パスポートの残存期間が6ヶ月以上
- 赤ちゃんでも必要
- パスポートのコピーを取っておく
- 渡航先によってはビザや予防接種証明書が必要
クルーズ乗船の60~90日前までに準備
クルーズ船では事前にパスポート番号を登録し、乗船券を発行します。
そのため、一般的にはクルーズ乗船日の60~90日前までにパスポート番号などをツアー会社に伝える必要があります。
パスポート番号は、パスポートを発行して本人が受け取りに行かなければ、知ることはできません。
パスポートの発行から受け取りまでには数週間の時間を要するので、できるだけ早く手続きをするようにしましょう。
パスポートの残存期間が6ヶ月以上
クルーズ船に乗船するときには、パスポートの残り期限が6ヶ月以上必要です。
6ヶ月未満となる場合には更新をして、残存期間を増やす必要があります。
パスポートの更新にも時間がかかるので、できるだけ早く手続きに行くようにしましょう。
赤ちゃんでも必要
飛行機と同様、クルーズ船で外国に行く場合には、赤ちゃんであってもパスポートは必要です。
赤ちゃんの場合の写真の撮り方やサイン代筆の方法などは、外務省のHPに記載されています。
パスポートに必須の写真を自宅で安く撮る方法を紹介した記事も、ぜひ参考にしてください。
→パスポート写真は40円で撮れる!アプリとコンビニなら家族全員分でも負担にならない!
パスポートのコピーを取っておく
パスポートはクルーズ乗船時に、船側に預ける場合がほとんどです。
途中の寄港地での乗下船はクルーズカードというクルーズ船内の身分証明書のようなもので行うため、パスポートが返却されない場合もあります。
そのため、上陸中の身分証明書としてパスポートのコピーを携帯しておくと安心です。
ツアー参加前までにパスポートのコピーを用意しておきましょう。
渡航先によってはビザや予防接種証明書が必要
渡航する国によってはパスポートだけでなく、ビザや予防接種をしていなければ入国できない場合があります。
基本的にはクルーズ会社から連絡がありますが、基準が満たせるか不安であれば、問い合わせるようにしましょう。
キャンセル料が発生する前に、ビザや予防接種証明書の有無を必ず把握しておきたいですね。
直前で慌てないように、パスポートはしっかりチェックしておきましょう!
海外の寄港地に行くクルーズはパスポート必須なので早めに準備しよう!
パスポートが必要なクルーズをまとめると次の通りです。
- 外国発着のクルーズに乗船する場合
- 外国船に乗る場合
- 海外の港に寄港する場合
パスポートが不要なのは、日本船で日本国内をクルーズするツアーだけです。
また、どんなに小さな赤ちゃんであっても乗船するのであれば、パスポートは必要です。
出発の60~90日前にはパスポートの情報を旅行会社に伝える必要があるため、できるだけ早めに準備しておきましょうね。
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