家族旅行に行くたび「疲れるだけで全然楽しめない」とストレスをためていませんか?
本記事では、主婦が感じやすい家族旅行のストレスやイライラの原因を整理し、その解決法を7つ紹介します。
この記事を読めば、疲れるだけの旅行が家族みんなで楽しめる思い出に変わること間違いなしです。
家族みんなが満足できる旅行を目指したい人は、ぜひ参考にしてください。
なぜ「家族旅行は疲れる」と感じるのか

まずは、家族旅行が疲れてしまう主な理由を6つ確認してみましょう。
主婦は家族旅行の準備に追われて疲れる
家族旅行では、主婦が荷造りや持ち物の確認といった準備から、旅行中の食事や洗濯のことまで一手に引き受けるケースが多くあります。
これが「旅行前から疲れてしまう」大きな原因です。
自分の持ち物だけでなく、子どもの着替えや薬、オムツなどを忘れないように準備するだけでも時間と気力が必要です。
旅行の前から忙しいために、疲れを余計に感じやすくなります。
荷物が多く移動が大変になるストレス
家族旅行では、子どもが小さいほど荷物がかさみます。
ベビーカーや大量の着替え、遊び道具まで持って行くと、重い荷物を抱えて移動することになって負担が大きくなります。
電車や飛行機での移動時に忘れ物がないか、いちいちチェックしなければならないのも、ストレスにつながります。
子どもの退屈や体調への気配りでイライラ
子どもは長時間の移動や待ち時間に退屈しやすく、機嫌を損ねることも少なくありません。
また、急な体調不良や食事の好き嫌いなど、親が常に気を配る場面は多いです。
例えば飛行機の中で子どもが泣き続ければ、周囲への迷惑を考えて親はさらに疲れてしまいます。
このように気を抜けない状況が続くことで、親はイライラを抱え込みやすくなります。
無理なスケジュールで疲れる
旅行を充実させようと予定を詰め込みすぎると、休む時間がなくなり疲れがたまります。
若い頃なら平気だった移動や観光も、年齢を重ねるにつれて体力が追いつかず「旅行が疲れるようになった」と感じることも。
例えば、朝から夜まで観光を入れてしまうと、移動に追われて楽しむ余裕がなくなり、疲ればかりがたまってしまうのです。
役割分担に不満
旅行でも片方の親ばかりに育児や準備の負担がかかると不満が募ります。
友人の話ですが、新幹線の中で子どもがグズっても、旦那はスマホを見ていて協力してくれなかったようです。
そのママは「家族旅行には二度と行かない」と怒っていました。
家族旅行は夫婦が協力してこそ楽しめるものですが、役割が偏ると旅行でのストレスにつながります。
大人が楽しくないスケジュール
本来は家族みんなで楽しむための旅行なのに、子どもばかりに合わせたスケジュールにしてしまうと、大人は疲れやすくなります。
もちろん子どもを中心に考えることは大切ですが、ところどころで大人も旅行を楽しめる工夫を取り入れる必要があります。
旅行はつまらなければ、ただの負担になり下がります。
家族旅行のメリットとデメリット

では、ここで基本にもどり、家族旅行のメリットとデメリットについて考えてみましょう。
メリット:子どもに成長体験を与える
家族旅行の大きなメリットは、子どもに普段できないことを体験をさせられることです。
旅行先での出会いや発見は、子どもの視野を広げ、成長のきっかけになります。
例えば、動物園や水族館で初めて見る生き物に興味を持ったり、歴史的な場所を訪れることで学校で学んだこととつながったりします。
また、家族で一緒に過ごす時間が増えることで、子どもは安心感や愛情を感じることも。
こうした体験は日常生活では得られにくいため、家族旅行は子どもにとってかけがえのない経験になります。
デメリット:準備から旅行中まで親の負担が大きい
一方で、家族旅行は親の負担が大きいというデメリットがあります。
旅行中も子どもの世話や荷物の管理、スケジュール調整に追われやすく、心身ともに負担が大きくなります。
移動中に子どもがぐずればあやし続けたり、食事では子どもの好き嫌いに対応したりと、気を張って過ごすことが多くなることも。
その結果「旅行に来ても結局、疲れるだけ」と感じ、家族旅行が面倒になってしまうのです。
このように、子どもの成長につながる一方で、親の負担が重くなりやすいことは家族旅行のデメリットといえます。
疲れるだけの家族旅行を楽しみに変える解決法7選

家族旅行を楽しむためには、親の負担を減らす必要があります。
ここでは、家族旅行を楽しいものに変える7つの解決法を紹介していきます。
1.荷物を減らして現地調達やレンタルを活用
旅行の負担を大きくしている原因の1つは、荷物の多さです。
「必要かも」と使うか分からないものをたくさん持って行けば、移動のたびに疲れてしまいます。
そこで、現地で買えるものやホテルで借りられるものは思い切って置いていきましょう。
例えば、ベビーカーや子どもの浮き輪などはレンタルサービスを利用し、予備用のオムツは必要になったときに現地で購入します。
身軽に動ければ旅行中の体力も温存でき、体への負担が軽くなります。
2.移動と休憩にゆとりを持たせる
スケジュールを詰め込みすぎると、余裕がなく、子どもの急なトラブルが起きたときにイライラしやすくなります。
体力と気持ちに余裕をもたせるためにも、あらかじめ移動時間を長めにとり、途中で休憩を入れる工夫をしましょう。
高速道路のサービスエリアで遊具やドッグランを利用すれば、移動も旅行の一部として楽しむことができ、家族全員のストレスを減らせます。
また、新幹線では自由席ではなく指定席を確保してゆったり過ごしたりするのも1つの方法です。
3.子どもが楽しめる仕掛けやグッズを準備する
子どもの退屈やグズリは親にとって大きなストレスです。
そんなときは、シールブックや小さなおもちゃ、子どもの好きな音楽や絵本アプリなどを用意しておけば、子どもも退屈しません。
移動中に子どもが落ち着いれば、親も気持ちが楽になり、旅行を楽しみやすくなります。
4.子連れに優しいホテルやレストランを選ぶ
宿泊や食事のときに気を遣いすぎると、せっかくの旅行が疲れるだけになりやすいので注意しましょう。
ホテルやレストランを選ぶときには、キッズスペースや子ども用メニュー、子連れ向けの席や設備が整ったところを選べば、安心して過ごせます。
また、食事のスタイルも重要です。
ビュッフェは好きなものを選べるので、子どもの好き嫌いにも対応しやすいです。
その反面、いちいち席を立って取りに行かなければならないので、落ち着いて食べる余裕はないかもしれません。
このようなことを踏まえ、子どもの年齢や性格に合わせてチョイスすることが大切です。
5.旅の目的を家族で共有して不満を防ぐ
楽しい家族旅行にするには、出発前に家族全員で目的を共有しておくことが大切です。
つい子どものことばかりを考えてしまいますが、親がつまらなければ、旅行は盛り上がりません。
「子どもは遊園地で遊びたい」「親は温泉で休みたい」という希望をあらかじめ話し合い、両方を取り入れることで家族全体の満足感が高まります。
つまらない旅行にしないためにも、旅行のスケジュールを事前に話し合っておきましょう。
6.自家用車やレンタカーで移動負担を減らす
飛行機や新幹線は便利ですが、荷物や子どもの世話でまわりに気を遣うことも多くあります。
そのため、子どもが小さいうちは自家用車やレンタカーの利用をおすすめします。
車なら休憩が取りやすく、立ち寄りたい場所に気軽に寄れるなど、柔軟な行動ができます。
重い荷物をいちいち運ぶ必要がなくなるので、家族全員が快適に過ごせるようになります。
7.夫婦で分担を決めておく
1人ですべてを負担すると、旅行が疲れるだけのものになりやすいです。
そのため、役割を夫婦で分担しておくことが大切です。
子どもの荷物の準備は妻、ホテルやレストランの予約は夫など、得意分野を考えて上手に分担するとお互い負担になりにくいでしょう。
旅行中も「移動中は夫が荷物を持つ」「子どもの食事サポートは妻が担当」といったように分けるだけでも協力している実感が生まれ、雰囲気もよくなりますよ。
大人も子どもも楽しめる家族旅行の新定番はクルーズ

楽しい家族旅行にする条件は移動の負担がない・余計な気を遣わない・大人も楽しめるです。
そして、この条件を満たすのがクルーズです。
クルーズのメリットを簡単にまとめると次のようになります。
- 荷物は部屋に置いておけるので手ぶらで過ごせる
- 遊んでいる間に次の目的地まで移動してくれる
- 子どもが友達と遊ぶキッズクラブがある
- 大人も楽しめるイベントが盛りだくさん
- ビュッフェとレストランはその日の気分で選べる
クルーズなら「移動が大変」「荷物が多い」といった家族旅行の疲れとは無縁で、遊んだり寝たりしている間に船は次の寄港地に着きます。
船内にはレストランやプール、イベントまで揃っているので、子どもをどうにか楽しませようと悩む必要もありません。
クルーズは宿泊・移動・食事・遊びのすべてがまとまっているので、家族全員が快適に過ごせるのです。
ただ、クルーズが疲れないかと言ったら、残念ながらそれはNOです。
船内は遊びきれないほどの施設やイベントがあるのに加え、魅力的な都市へも寄港します。
面白いことが多すぎるので、あれもこれもと欲張りすぎると、やはり疲れてしまう恐れも。
疲れを残さないようにするためには、心にゆとりをもってのんびり過ごすのがおすすめです。
大人がゆっくりしている間、子どもはキッズクラブで同じ年頃のお友達と遊ぶなんてことができるのもクルーズの魅力の1つです。
大人も子どもも自分のペースで、自分のしたいことができるのがクルーズなのです。

疲れるだけの家族旅行を卒業して大人も楽しもう
家族旅行が疲れるだけなのは、準備や予約、スケジュール作成といった負担が重いことに加え、大人が楽しめないプランをチョイスしてしまっているからかもしれません。
家族旅行を楽しいものに変える方法をまとめると次の通りです。
- 荷物や移動の負担を減らす工夫をする
- 子連れに優しい宿や食事を選ぶ
- 家族で旅行の目的を共有する
- 夫婦で役割を分担する
- 大人も楽しめるプランを取り入れる
「家族旅行は疲れるだけ」敬遠している人も、工夫をすれば楽しめる旅行へと変えられます。
今までの飛行機や新幹線を使った旅行にトラウマがあるなら、クルーズを選んでみるのも1つの手段です。
クルーズなら移動や荷物の負担から解放され、子どもも大人も特別な経験ができること間違いなしです。
ブームが来ていることもあり、たくさんの方がクルーズを家族旅行に選んでいます。
家族旅行に疲れてしまったあなたも、クルーズ旅行ならきっと楽しめるはずです。

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