MSCベリッシマ6日目は、最後の寄港地となる台湾の基隆(キールン)です。
基隆は台湾の北にある港町で、電車やタクシーを使えば台北(たいぺい)や九份(きゅうふん)などにも行けます。
昨日のうちに入国審査は済んでいる(勝手にしてくれた)ので、船が港に到着したら下船手続きをするだけです♪
お恥ずかしながら、台湾の観光もほとんどノープラン。
基隆廟口(キールンミャオコー)夜市へは行きたいな~と思っているくらいです。
今日も行き当たりばったりのクルーズ旅行をレポートしていきます!
主婦:うみねこ
2023年にMSCベリッシマに乗って船の魅力に取りつかれた一般庶民です。
クルーズ&フェリーのリアルな体験を忖度なしでレポートします。
最近、コスタセレーナにも乗船しました!
【家族構成】夫・私(主婦)・中3・小6
5:30 起床
台湾への入港時刻は6:30とかなり早朝です。
昨晩に時計が1時間戻ったおかげで、5:30でもスッキリ起きられました。
船はもうずいぶん基隆に近づいているようで、外は水平線から街並みに変化していました。
個人的には見渡す限り海よりも、街並みや島があった方が景色として好きです。
こうやって気軽に景色を楽しめるのは、海側バルコニーにして良かった点ですね(内側が満室だっただけだけど)
せっかくの台湾なので、朝食は下船してから食べることにしました。
6:30 部屋を出て下船口に並ぶ
今日もできるだけ早く下船の列に並びます。
「遅くなった」と焦ったわりに、あまり並んでいませんでした。
今回のクルーズを通して、自由行動の下船口が混む条件がなんとなく分かりました。
- 憧れの人気の観光地
- 余裕を持って下船準備ができる時間帯
- オプショナルツアーに頼らなくても観光できる寄港地
この条件が重なるほど、自由行動の下船口は混みます。
今日の台湾は「朝早い」「不安だからオプショナルツアーに申込んでいる人が多い」ために、あまり混まなかったと推測します。
逆に昨日の石垣島は、3つの条件がすべて重なったから大混雑だったのかな〜と。
そんなことを考えているうちに列は進み、すんなり下船できました。
7:00 台湾に降り立つ
入国審査も無事終了し、スムーズに台湾へと降り立ちます。
台湾のターミナルには、「両替機」と「有人の両替所」がありました。
「両替機」は15,000円以上でないと使えないようなので「有人の両替所」へ。
「有人の両替所」での両替では10,000円出したら、2,000元になりました。
(為替相場で言えば10,000円は2,300元くらいになる予定でしたから、まあまあ?)
あまり外国に行ったことないのですが、そんなもんなのかな?
両替したお金を持ち、朝ごはんを求めて夜市に向かいました。
台湾観光はこちらの記事を参考にしてください↓
【準備中】台湾クルーズ観光|食べ歩きが楽しい♪基隆港~基隆廟口夜市
それにしても台湾ってジメジメして暑い!
日本の夏のよう…
9:40 クルーズ船に戻る
朝早過ぎたせいもあり、夜市だけでなく街のお店も全然空いていません。
空いているのは、クレーンゲームのゲーセンとプリクラばかり。
しかも、すごく暑いのに全然クーラーは効いてない…
さらに飲食店のテーブルは外に配置されてるから、結局暑さの問題は解決しません。
涼を求めて大きなショッピングモールに行ってみましたが、まさかの開店が11:00なので1時間以上待つ必要があります。
バス停ターミナルの椅子に座ってみましたが、もうどうしたらいいのか分かりません。
暑さの限界に達し、出した結論は「一回船に戻る」でした。
まだこれから下船する人がいるなか、もう乗船しようとする少数派の私たち。
それでも問題なく、スムーズに戻れました。
台湾は食べ物の持ち込みがかなり厳しく、入国&出国時に持っていると罰金を支払うはめになります。
これは、ついうっかり食べ残しを持っていた場合でも処罰されてしまう厳しいもののようです。
お土産のパイナップルケーキを買った私は不安過ぎて、入国審査前所に行く前に「パイナップルケーキOK?」と確認しました(もちろん大丈夫でしたが)
みなさんもお気をつけください〜。
10:30 プールへ
あ〜、船の中はなんて涼しくて快適なんでしょう!
私は熱中症気味のようでへろへろ&頭痛になり、部屋で休むことにしました。
元気な旦那と子どもは、こんなに暑いんだからとプールへ出かけました。
台湾に寄港しているため、船のプールで遊ぼうなんて考えるのはうちの家族くらいです。
人のほとんどいないガラガラに空いているプールを、大はしゃぎで満喫してきたようです。
ウォータースライダーも滑り放題で、15回以上滑ってきたと言っていました
私はみんなが遊んでいるこの2時間にしっかり眠ったので、家族がプールから戻ってくる頃には無事回復しました。
お昼も回ってお腹が空いたので再び下船し、夜市に向かうことにしました。
13:30 再び台湾へ
お昼過ぎると夜市も多くのお店が開店し、活気が出てきます。
カニスープやウインナー、シェイクみたいなアイスなど、有名どころは制覇しました。
どれも美味しくて、しかもお手頃価格でした♪
台湾の観光についてはこちらの記事をご覧ください↓
17:30 船に戻る
台湾を堪能したので、船に戻ります。
罰金が怖いので、持ち込んではいけない食品を持っていないか、しっかりカバンの中を確認します。
今日は遅めの戻りなので、乗船まで少しだけ並びました(5分程度)。
18:00 ビュッフェで夕食
夜市で色々食べたはずなのに、なぜだか今日はお腹が空いています。
よく歩いたからか、それともトイレットペーパーのないトイレが不安で飲食をセーブしていたからか…
(台湾の街中のトイレにはトイレットペーパーはありませんでした)
船の15階にあるビュッフェで、夕刻の基隆の街並みを眺めながらの食事。
だんだん暗くなり、街の明かりが灯る変化が美しい…
桜島を見ながらジャグジーに入ったときにも思ったのですが、この景色はクルーズ船だからこそ見られるのです。
基隆港にMSCベリッシマが寄港しているから、食事をしながらこの美しい景色が楽しめるのだと。
食事やショーなど華やかなところに目が行きがちですが、私が今回のクルーズで最も「贅沢だ」と感じたのは、ここでしか見られないさまざまな景色たちでした。
19:00 DJライブ
「景色が最も贅沢」とかオシャレっぽいことを書きましたが、もちろん船の中も楽しみます♪
16デッキの船尾では、夜になるとDJがカンガン曲を鳴らします。
私は踊れませんが子どもたちはダンスを習っているので、すみっこの目立たないところで曲に合わせて踊ってもらいました。
(ほかの人に見られたくないらしい)
家族でなかなかこういう賑やかな場所に行くことがないので、良い思い出になりました。
そうこうしてるうちに船が動き始めました。
台湾ありがとう!さようなら〜!
19:45 マジックショーへ
踊って遊んでいたため、早めにショーの席を取るのをすっかり忘れていました。
マジックショーは人気のため、正面の席はもう空いていません。
仕方ないので、前方のサイドに座ることにしました。
サイドの席で見た感想は「ショーはやっぱり正面で見るように作られているんだな」です。
21:00 シャワー&子ども就寝
今日はまだシャワーを浴びていなかったので、順番に浴びます。
MSCベリッシマのシャワーはしっかり閉まるドアなので水漏れしない点は嬉しいのですが、全面ガラス張りです。
なので、誰かがシャワーを浴びていると洗面所が使いにくい。
トイレに行きたくなっても待たなければならないのは不便でした。
こんなデメリットはありますが、シャワーカーテンより使いやすいので文句はありません。
シャワーを浴びたら、子どもたちはお休みモード。
台湾を歩き回って、プールにまで入ったから当然ですね。
子どもたちが寝たあと、せっかくなので少し夜の船内を散策します。
22:00 カジノ
今晩はカジノのテーブルもオープンしてる日でした。
カジノは外国に寄港したときだけオープンするのだと思っていたのですが、沖縄から出港30分後からオープンすることもありました。
日本の領海を出たってことだったのかな?
私はカジノには参加せず、見学していました。
ルーレットにはディーラーがつき、プレイヤーが5人くらいいました。
「赤か黒」や「1〜12」などの倍率が低いところは、一度に5枚以上賭けるルールがあるようで、ゲーセンのメダルゲームとは少し違っていました。
そういえば、先日旦那がルーレットに挑戦したときに言っていた「いっぱいチップを賭けなければいけなかったから、数分で終了したよ」というのは、きっとこのルールがあったからですね。
でも目の前のプレイヤー中には、チップのタワーが10以上ある人もいました(大人の女性でカッコイイ)
まだプレイする勇気はありませんが、間近でカジノが見られて良い経験でした。
22:30 就寝
部屋に戻ると旦那がまたレセプションへ電話していました。
どうやらよく分からない10ドルが4人分請求されているようです。
レセプションが言うには「台湾の観光税が1人10ドル」とのことです。
請求間違いではないのですが、何も説明がなかったので困惑してしまいました。
それにしても、今晩はかなり揺れます。
でも揺れにも慣れたもので、問題なく眠れました。
もうクルーズ旅行も残りわずかです。
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