昨晩に横浜港から出港し、最初の寄港地「鹿児島」に向かっている2日目はどこの港にも寄らない終日航海日です。
「ずっと船の中にいてヒマじゃないの?」と聞かれることも多いけれど、イベントに参加したり、ご飯を食べたりしていれば、あっという間に1日が過ぎてしまいます。
そんな2日目をレポートしていきます♪
主婦:うみねこ
2023年にMSCベリッシマに乗って船の魅力に取りつかれた一般庶民です。
クルーズ&フェリーのリアルな体験を忖度なしでレポートします。
最近、コスタセレーナにも乗船しました!
【家族構成】夫・私(主婦)・中3・小6
7:00 起床
朝になると明るくなり、自然と目が覚めました。
起きてすぐパジャマのままで外の様子が見られるのは、海側バルコニーの嬉しいところ。
ただし、お天気はよくありませんでした。
昨晩は雨のせいか、それとも船がスピードを出していたせいか、船の揺れは大きかったです。
ベッドに横になると、ウォーターベッドがたぷんたぷん揺れるような感じで揺れていました。
昨晩の船の揺れに対する家族の反応はこんな感じ↓
旦那:乗り物酔いしやすい | 酔い止めを飲んで寝た。 船酔いはしなかったけれど揺れて安眠できなかった。 |
中2:乗り物酔いしやすい | 酔い止めを飲んで寝た。 揺れは気にならず安眠。 |
私:乗り物酔いしない | 子どもが酔わないか心配で安眠できなかった。 |
小5:乗り物酔いしない | 揺れは気にならず安眠。 |
酔い止めのおかげか、船が酔いにくい揺れ方なのかは分かりませんが、みんな船酔いはしていませんでした。
子どもが酔わないことが分かったので、今日からは私も心配せずに安眠できそうです。
身支度をし、朝ごはんを食べにビュッフェに行きます。
8:15 ビュッフェで朝食
朝のビュッフェの混雑はまあまあと言ったところで、場所を選ばなければ席は空いていました。
窓側に座るとなると少し待つようになる程度です。
朝のビュッフェにはパンが充実!
この写真は、パンのほんの一部です。
普通の白パンはもちろん、甘いパンもたくさんあります。
パンは美味しいものが多く、毎日何を食べようか選ぶのが楽しかったです。
朝のビュッフェでは、無料のソフトドリンクバーも登場します♪
いつもビュッフェに置いてある無料の水・コーヒー・紅茶類・牛乳があまり好きでない子どもは、大喜びでした。
余談ですが、クルーズ船で一番苦労したのは「飲み物」です。
ドリンクバーにしか無料の飲み物がないため、ベリッシマに乗船するときは水筒があると便利です。
構造が複雑だと洗うのも手間なため、私たちは100均の水筒を準備していきました。
なお、基本的に部屋の冷蔵庫はカギがかかっている状態でしたが、水筒を冷やしたい事情を伝えカギを開けてもらいました。
部屋にいる間は冷蔵庫で水を冷やせたのは嬉しかったです。
中にある有料の飲み物だけは、うっかり飲まないように気を付けなければなりませんが…
そして朝食の後はビンゴ大会に参加するために、ビンゴカードを購入しに行きました。
11:00 ビンゴに参加
ビンゴ大会に参加したい場合は、有料でビンゴカードを買う必要があります。
- 1枚:10ドル
- 3枚:20ドル
- 9枚:40ドル
このビンゴでは列ではなく、1つのカードの穴がすべて空いたらビンゴとなります。
数字を40コ読み上げるまでにビンゴになれば、スーパービンゴで2,500ドルの賞金!
それ以降は700ドルが賞金です。
いずれも最初にビンゴになった人だけが賞金を手にでき、同時ビンゴの場合は山分けとなります。
今日は直前にビンゴカードを買おうとする人が多すぎて、開始が30分くらい遅れました(それでも全員買えなかった様子…)
なので、ビンゴカードは早めに買っておいて正解でした。
まあ結局、当たらなかったですけどね!
当たらなかったけど、親子で楽しめましたよ
12:00 ビュッフェにて昼食
たいしたことをしてないのに、もう昼食の時間です。
クルーズを振り返ってみると、個人的に昼食のビュッフェが一番好きなメニューが多かったです。
いかにもビュッフェっぽいサラダ・お肉・デザートなどに加えて、ピザ・ハンバーガー・ホットドッグ・カレー・ラーメン・そばなどもありました。
ついついあれもこれもと食べ過ぎてしまうのが、ビュッフェの悪いところですね。
14:00 お部屋でお昼寝タイム
初めてのクルーズ、慣れない環境で少し疲れてしまったので、無理せず午後はのんびりしました。
家族はお昼寝をしましたが、私はせっかくなので船内をぐるっとお散歩。
いつも混雑しているデッキ6のお店の周りも、この時間は空いてました。
そのあとは地味な作業をしていました。
- クルーズカードとクレジットカードを繋げる
- 部屋で洗濯をして干す
- 飲んでいないドリンク代の請求の問い合わせ
クルーズカードとクレジットカードを繋げる
今回のクルーズでは初日は登録できず、2日目以降に登録するようになっていました。
クルーズカードとクレジットカードは、デッキ5と6にある機械で登録します。
心配で使用限度額を低く設定したら、後日支払いができないトラブルで苦労したので、設定額はよく考えて決めることをお勧めします。
アルコール1杯=10ドル程度、ビンゴ1枚=10ドル、お土産=1つ10ドルのタイムセールあり、台湾の観光税1人=10ドル、カジノなどなど…
家族4人で限度額250ドルは少な過ぎました。
部屋で洗濯をして干す
さすがに9日分の洋服は持って来られなかったので、洗濯をして服を着回します。
MSCベリッシマにコインランドリーはないので、部屋で手洗いするしかありません。
ランドリーサービスはあったけど高額でした
持参した洗濯袋+洗濯洗剤を使ってじゃぶじゃぶ洗い、部屋に干しました。
けっこう重労働なうえ、下を向いての作業が多いので、酔わないように気を付けてくださいね。
飲んでいないドリンク代の請求の問い合わせ
あとは、飲んでいないドリンク代が請求されていたので、電話で問い合わせました。
基本は英語対応ですが「ジャパニーズ プリーズ」と伝えると日本のスタッフさんと交代してくれます。
昨日はドリンクを飲んでいないことを伝え、取り消してもらいました(結局、隣のテーブルのドリンク代の請求がこちらにきていたようでした)
今回のクルーズでは、この請求間違いが何回もありました。
MSCベリッシマでは請求金額の確認がスマホアプリで簡単にできます。
少なくとも1日1回は請求金額の確認し、早めに対応しておくことをおすすめします。
17:00 ショー
今日のショーが始まる前に、チャータークルーズを企画した旅行会社の社長さんが挨拶。
昨日のレストランの不手際をお詫びし、今日のレストランの夕食ではドリンク2杯をプレゼントとなりました(実はこれがまた問題となります…)
その後は、クルーの紹介です。
色々な国の人が、色々な仕事をしているんだなぁと。
それから本日のショーです。
女性の華やかなショーでした。
18:00 フォーマルに着替える
今日はフォーマルナイトなので、スーツ&ドレスに着替えました。
17:00からドレスコードが適用されるので、ショーの前に着替えるべきだったと反省。
すでにショーでは素敵な服装をした方が多かったです。
女性はドレス・着物・ワンピースなど、男性はスーツを着ていました。
女の子は可愛らしいドレスやワンピース、男の子は入学式っぽい服を着ておめかししていました。
ドレスはネットで探せば安価なものもあるので、用意していくとフォーマルナイトも楽しめます♪
ネットのこちらのお店なら3,000円程度でドレスがゲットできます。
私は楽天市場でこのドレスを買いました♪
上品な雰囲気なのに、伸びる素材なので動きやすく、とっても着心地が良かったです!
19:10 レストランに向かう
昨日のこともあったので、早めにレストランに向かいました。
ほかの人も同じ考えだったようで、もうすでに列が。
不安は杞憂に終わり、無事に20:00頃には入ることができました。
今回のクルーズでは色々問題が起こりましたが、次の日には改善の試みをしている点はすごいと思いました
ただ、ここからがまた問題が…
まず席に座ってから、スタッフさんがオーダーを取りに来るまで、長時間待たされます。
さらに、レストランでドリンクプレゼントという話があったのですが、それを知っているスタッフさんと知らないスタッフさんがいて、もらえている人とそうでない人がいます。
私たちもいただきたかったのでお願いすると、全くわかっていない様子です。
そして、届いた料理は冷めていて、パスタはフォークに巻くと千切れるくらい伸びています。
挙句の果てには、頼んだスープと違うものが届いたので、伝えると「これはオーダーのスープだ」と言い張る始末…
昨晩から色々我慢していましたが、いよいよ限界となり、近くに居た日本人のスタッフの方に事情を話し、途中退席させてもらいました。
大人げない対応かもしれませんが、もう無理でした。
21:00 バイキングへ
ほとんど夕食を食べられていなかったので、バイキングへ行きました。
21:00にもなるとあまり食事は残っておらず、簡単に食べておわりにしました。
昨日・今日の2日間、レストランでディナーを食べましたが「明日以降はもう行かなくていい」と家族で意見が一致しました。
明日からはバイキングでの夕食になりそうです。
22:00 就寝
実はドレスに着替えるときにシャワーを済ませていたので、もう寝るだけです。
明日の鹿児島に入港するのは7:00と早いので、できるだけ早く寝ることにしました。
今晩はほとんど揺れません。
陸地と変わらない状態でぐっすり寝られそうです。
今日もたくさんトラブルがあって、疲れました。
ああ、また飲んでないドリンクの請求が来ている…(涙)
明日、問い合わせしよう…(涙)
乗船記はありのままをお伝えするために執筆しています。もし、これからクルーズに行く人に不安を与えてしまったらごめんなさい。
今回のクルーズは新人スタッフさんが多かったせいもあり、色々残念な点もありました。ただ、外国の企業らしく毎日トライ&エラーで改善を試みていたことは事実です。
きっとみなさんが出掛ける頃には、もっと改善しているはず!めいっぱい楽しんできてくださいね!
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