本記事ではコスタセレーナのビュッフェの営業時間や味の感想を紹介します。
実際に利用したときに撮影した写真もたくさん載せましたので、ぜひ乗船時の参考にしてください。
主婦:うみねこ
2023年にMSCベリッシマに乗って船の魅力に取りつかれた一般庶民です。
クルーズ&フェリーのリアルな体験を忖度なしでレポートします。
最近、コスタセレーナにも乗船しました!
【家族構成】夫・私(主婦)・中3・小6
コスタセレーナのビュッフェとは
コスタセレーナには好きなものを好きなだけ食べられるビュッフェがあります。
営業時間内であれば出入りも自由なので、ちょっとした休憩にも利用できます。
食事は無料。
ドリンク類は水・コーヒー・お茶類などは無料ですが、他は有料です。
場所
ビュッフェが食べられるレストランは3つありました。
レストラン名 | 場所 | 時間帯 | 利用できる人 |
---|---|---|---|
プロメテオ | デッキ9 | 朝・昼・軽食・ディナー | 誰でもOK |
セレス | デッキ3 | 朝・昼 | レストランプランの人のみ? |
ベスタ | デッキ4 | 朝・昼 | スイートの人のみ |
このようにビュッフェのレストランは3つありますが、時間帯や利用できる人が違うので注意してください。
正式なビュッフェレストランであるプロメテオは、誰でも自由に利用できます。
セレスとベスタはメインダイニングですが、朝・昼はビュッフェを用意していました。
セレスについては初日はクルーズカードのチェックがありましたが、それ以降はチェックしなかったので誰でも入れるようになったのかもしれません。
ベスタは常に入り口でチェックがあり、スイートの人のみしか利用できませんでした。
また、どのレストランでもメニューはほとんど同じでしたが、プロメテオの方がパンやチーズの種類が少し多く感じました。
営業時間
ビュッフェの営業時間は次の通りです。
レストラン名 | 営業時間 |
---|---|
プロメテオ(デッキ9) | 【朝食】 6:00~9:30 【昼食】11:00~13:30 【軽食】15:30~16:30 【夕食】17:00~21:00 |
セレス(デッキ3) | 【朝食】 6:00~9:00 【昼食】11:00~13:00 |
ベスタ(デッキ4) | 【朝食】 6:00~9:00 【昼食】11:00~13:00 |
基本的な営業時間は上記の通りですが、寄港日は5:30にオープンしたり、終日航海日は6:30オープンしたりする日もあり変則的でした。
終了時間も同様に日替わりです。
食事を取り損ねないためにも、営業時間は船内新聞で毎日チェックしましょう。
また、プロメテオ以外のレストランは営業終了すると退出する必要があります。
食後ものんびり席でくつろぎたい場合は、プロメテオを利用することをおすすめします。
コスタセレーナのビュッフェの内容
コスタセレーナのビュッフェの食事内容を写真付きで紹介します。
朝食
朝食の内容は数種類内容が変わる程度で、毎日同じようなメニューの繰り返しでした。
パンは種類が豊富で、味も美味しかったです。
子どもたちはチョコ入りクロワッサンがお気に入りでした。
パンのほかに白飯とおかゆもありました。
ビュッフェ料理が並んでいる列とは少し離れたところにあります。
ハムやチーズの癖はそこまで強くなく、老若男女問わず食べやすい味です。
ドーナッツはみんなの人気メニューでした。
サラダもありましたが、いつも同じ野菜でバリエーションが少なく残念でした。
ドレッシングも日替わりで1~2種類程度しか用意されていないので、苦手な味の日は困りました。
左から、ベーコン・鶏肉の醬油味・パンケーキ・豆煮・青菜炒め・ポテト・醤油焼きそば・チャーハンです。
味はまあまあなのですが、毎日同じ感じなのでちょっと飽きます。
左から、ゆで卵・スクランブルエッグ・目玉焼きです。
安定の卵料理は普通のお味でした。
パウンドケーキなどの焼き菓子やケーキも用意されていました。
ケーキは甘すぎない日本人好みの味で美味しかったです。
朝は基本のドリンク類にプラスして「オレンジジュース」「りんごジュース」「ミルク」も無料で飲めます
昼食
昼食は日替わりで茹でエビやラム肉、フライドチキンなどちょっと変わったメニューがあって楽しかったです。
(茹でエビの日はみんなエビの殻が山盛りになるくらい食べてました)
昼食にもパン、白飯があります。
サラダはこのように小分けにされているときもありました。
左から、サラミ・生ハム・中華風酔っぱらいチキン・酸辣冷麺サラダです。
生ハムは美味しかったです。
昼食は、お肉やお魚のさまざまなおかずがありました。
子どもたちは、ポークミラーゼという薄い豚カツ(左から2番目)を好んで食べていました。
朝食と同じようなポテトと青菜はいつもあります。
朝食と似たような醤油焼きそばとチャーハンに、パスタ類が加わっていました。
クリームやチョコのケーキはどれも美味しかったです。
ただカップに入ったムース系はぬるいことがあり、残念でした。
メロンやパパイヤ、スイカなどのカットフルーツに加え、りんご、オレンジなどが丸のまま置いてありました。
ビュッフェだと野菜を取らない子どもたちはフルーツでビタミンを摂取します!
軽食
15:30~16:30の1時間だけの軽食タイムは、美味しいものが多くて楽しみでした。
ピザの具が乗ったパンは、マルゲリータやオリーブなど3~4種類の味が用意されてました。
パンにトマトやチキンなどを挟んだサンドイッチはとっても美味しく、旦那的No.1ビュッフェメニューとのことです。
おやつタイムの軽食にしか見かけなかったので、見つけたときにはチャレンジしてみてくださいね!
甘いのはコーヒーや紅茶と合わせて。
夕食
撮り忘れたため、夕食の写真はかなり少ないです…ごめんなさい💦
パンの奥に見えるのが、パスタとご飯です。
ご飯は炊き加減がやわらかい日が多かったです。
ほぼ定番化したおかずたち。
左の黄色いケーキは甘酸っぱいレモンケーキです。
このほかに、お肉やお魚などのメイン系が数種類ありました。
コスタセレーナのビュッフェを利用した感想
コスタセレーナのビュッフェを利用した感想はこちらです。
- 味はおいしい
- 和食は少なくイマイチ
- バリエーションが少ない
- 時間が限られている
- 列に並ぶ
味はおいしい
ビュッフェの料理は味に癖が少なく、「これ無理!」というものはほとんどありませんでした。
ケーキ1つとっても酸味や苦味などのバランスが良く、他船のように「甘いだけじゃん」というものはありませんでした。
全体的に日本人好みの味に整えられていたように思います。
ただその分、異国感は少なかったです。
和食は少なくイマイチ
和食はほとんど用意されていませんでした。
白飯とお味噌汁はありましたが、ご飯はかなりやわらかめで、お味噌汁はイマイチでした。
あとはおかずに数種類、煮物や漬物のようなものがある程度でした。
他船のように、そばやカレー、いなり寿司など、馴染みのあるものがあると嬉しかったです。
和食が食べたくなったら、有料レストランの「スシーノ」を検討しましょう
バリエーションが少ない
ビュッフェは料理の種類が少なく「またこれか…」と、わりと早い段階で飽きてしまいました。
夕食はメインダイニングを利用したり、有料レストランを利用したりして気分転換しながら利用すると飽きにくいように思います。
時間が限られている
コスタセレーナのビュッフェは営業時間が細かく設定されています。
一気にお客さんが集中するため、席探しはかなり苦労しました。
ただ一方で、生活リズムが整うという良い面もありました。
時間制限があるため、朝はそれなりの時間に起床しなければ朝食に間に合わないし、終了時間が決まっているためダラダラ食べも防げました。
他船のようにずっと料理が並んでるわけではありませんが、特に困ることはありませんでした。
列に並ぶ
コスタセレーナのビュッフェは料理を取り始める入り口が決まっており、そこに並ばなければ料理が取れません。
つまりケーキだけ取りたくても、サラダ→パン→おかず→ケーキの順に進む必要があります。
そのため、おかわりを取りに行くのがなかなかの手間でした。
コスタセレーナのビュッフェを一言でいうと「面白味は少ないけど安定している」というところでしょうか
コスタセレーナのビュッフェでおいしいひと時を
コスタセレーナのビュッフェは、朝食・昼食・軽食・夕食ごとに営業時間が決まっていますが、プロメテオであれば席はいつでも自由に利用できます。
和食は少ないですが、日本人好みの味でした。
メインダイニングや有料レストランと併用しながら利用すると、長期間のクルーズでも飽きにくいと思います。
ビュッフェを上手に利用しながら、コスタセレーナの旅を満喫してくださいね!
コメント