今回のクルーズツアーも正真正銘の最終日となりました。
カジュアル船の運命なのか、やはりコスタセレーナも10:00には部屋から出なければなりません。
今回も混乱が予想されるコスタセレーナ7日目、東京下船です。
主婦:うみねこ
2023年にMSCベリッシマに乗って船の魅力に取りつかれた一般庶民です。
クルーズ&フェリーのリアルな体験を忖度なしでレポートします。
最近、コスタセレーナにも乗船しました!
【家族構成】夫・私(主婦)・中3・小6
6:30 起床
今日も規則正しく目が覚めました。
さあ、とうとう下船日です。
東京港への入港は13:30ですが、全員が一気に下船できるわけではありません。
前日に配られた荷物タグの色ごとに集合時間と場所が決められており、色グループごとに下船する仕組みです。
最も早いレッドは14:00、最も遅いブラウンは15:50です。
私たちは2番目に下船するホワイトグループで、14:15集合です。
下船はこのような仕組みですが、まずは10:00の部屋退出に向けて準備を始めます。
前回のベリッシマで行く当てがなくさまよった経験から、まずは居場所の確保に努めます。
朝食と昼食を食べることを考え、ビュッフェ周辺に狙いを定めました。
が、
あれ?
あれ?あれ?
朝7:00の段階でほとんどの席に荷物が置かれている状態です。
みんなの行動が思ったよりも早くて焦ります。
どうにか空いているところを探し、デッキ9後方プールの近くの席が確保できました。
危なかった…みんな早すぎます
7:30 朝食
久しぶりにビュッフェに来ましたが、やはり同じようなメニューです。
コスタセレーナには「ビュッフェプラン」という、メインダイニングは利用できないけれどその分リーズナブルなプランがありますが、毎日これでは飽きてしまうのではないかと心配になります(余計なお世話)。
今日もささっと食事を済ませました。
8:30 最後の片付け
部屋に戻り、残っていた洗面用具などを片付けます。
と、外を見るとうっすらと富士山が見えます。
こんな離れているのに肉眼で確認できる富士山はやっぱりすごいですね。
続いて、船内で使用した金額が間違っていないか請求書の確認です。
船を降りてしまえば、どんなに間違えた金額を請求されていても修正はできません。
(ほとんどのクルーズ船がこのルールです)
部屋に届いていた請求書と、アプリの内容を照らし合わせてチェック。
特に問題がなかったので、必要な手続きはありません。
コスタセレーナはミスが少なく助かります
最後にゆっくりくつろぎ、部屋を後にしました。
10:00 ビュッフェで過ごす
ちゃんと約束通り10:00に部屋を出て、ビュッフェに向かいます。
ほとんどの人が部屋を出たようで、かなり人口密度が高くなっています。
ビュッフェを食べている人、景色を楽しむ人、カードゲームに熱狂する人、そしてプールに入る子ども。
みんな思い思いの方法で、残りのクルーズを楽しみます。
私は席の目の前にある大きな窓から、変わりゆく景色を楽しんでいました。
船内を散策していた夫によれば、アクティビティも行われていたようです。
11:00にはビュッフェのランチタイムが始まったので、お昼ご飯を食べました。
途中「物を置いての席の確保は止めてください」と放送が入ったので、常に誰か1人は席に残るように作戦変更です。
そんなこんなをしているうちに、下船集合の30分前となりました。
私は最後にトイレに行っておこうと出掛けましたが、どこも行列です。
家族が待つ席に戻れたのは、集合時間5分前の14:10。
慌てて、集合場所のショーシアターへ向かいます。
トイレに並んでいるときに周りの方とお話した内容をご紹介します。
日本船などのもっとグレードが高いクルーズ船に乗られることが多いそのご婦人は「こんなに早く部屋を出されたの初めてよ。何にも楽しめないし、こんな船二度と乗らない!」と大激怒でした。
部屋を早く出るのは当たり前のように考えていましたが、他の乗船客の生の声は新しい発見となりました。
14:15 下船
ショーシアターに駆け込む私たち。
どうやら、まだホワイトグループは案内をされていないようです。
無事、集合時間に間に合ってホッとしました。
少しすると「ホワイトの方、ご案内します」とスタッフさんに声を掛けられました。
みんなスタッフさんに続いてぞろぞろと移動します。
船を降りると忘れ物があっても戻れないので、歩きながら貴重品があることを確認します。
下船もとってもスムーズ。
名残惜しさも感じさせないほどスピーディーな下船でした。
14:25 荷物を受け取って税関へ
船を降りたらまず荷物置き場へ行き、昨晩部屋の外に出して預けておいたカバンをピックアップします。
荷物に名札はつけてありますが、その場にスタッフはおらず、受け取りは完全に個人の責任です。
他の人のものと間違えないように、そして取り忘れがないように確認します。
(税関過ぎると戻れません)
ダンボールの荷物は、台車をお借りして運びました。
そして税関へと進みます。
乗船中に配布され記入しておいた申告書と、パスポートを提示します。
特に問題なかったようで、すぐに終了しました。
税関を抜けたら、もう自由の身です。
私たちは申し込んでおいた荷物宅配サービス「SGムービング」の受け渡し場所へ向かいます。
こちらも家で事前に申し込み、船内で受け取った伝票を添付しておいたので一瞬で手続きが完了しました。
これで大きな荷物2つは自宅に宅配されます。
さあ、これで後は自宅に帰るだけです。
最後にコスタセレーナへ「ありがとう」を伝えて。
下船後について
下船後の体調や荷物についてリポートします。
陸酔い(おかよい)について
地面に立っているにも関わらず、海の上のように揺れている感覚になるのが「陸酔い」です。
ベリッシマに乗船したときと同様に、酔いに一番強い私だけ陸酔いを感じることがありました。
といっても、1日に1~2回ほどふら~っと一瞬の立ちくらみのような感じです。
この症状も3日以内にはなくなりました。
他の家族には陸酔いの症状はありませんでした。
SGムービングの荷物について
下船後にSGムービングへ預けた荷物は、翌日の午前中に自宅に届きました。
首都圏在住とはいえ昨日は午後下船だったので、もう少し遅くなると思っていましたが杞憂でした。
今年から少し値上がりしてしまいましたが、次回のクルーズも利用するつもりです。
コスタセレーナはノリが最高でサービス精神旺盛なパーティー船!
これでコスタセレーナGWチャータークルーズの乗船記はおしまいです。
ここまでずっとお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
コスタセレーナは、カジュアル船の中でもサービス面に力を入れているクルーズ船だと感じました。
多彩なアクティビティに、毎晩開催されるパーティー、スムーズでおいしいディナー。
最新&最高級のクルーズ船ではないかもしれませんが、毎日とても楽しく過ごせました。
クルーズ旅行をご検討の方は、コスタセレーナを選択肢の1つに入れてみてはいかがでしょうか。
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