コスタセレーナのメインダイニング｜注意点や味と利用した感想を紹介

コース料理がフルサービスでいただけるコスタセレーナのメインダイニング。

乗船したならぜひ利用したいところですが、他のクルーズ船と少し異なる点もあります。

本記事ではコスタセレーナのメインダイニングの注意点や、料理のメニューや味、利用した感想を紹介していきます。

乗船したからこそお伝えできる写真たくさんのリポート。

「こんなはずじゃなかった！」と乗船してから後悔しないように、しっかりチェックしてくださいね！

コスタセレーナのメインダイニング6つの注意点

コスタセレーナのメインダイニングで知っておきたい注意点を6つ紹介します。

1.コース形式はディナーのみ

2024年GWチャータークルーズでは、コース形式の料理が食べられるのは夕食だけでした。

朝食と昼食時間はメインダイニングもビュッフェ形式となり、自分で料理を取りに行くセルフスタイルでした。

もちろんビュッフェのメニューは、9階のビュッフェレストラン（プロメテオ）と同じ内容です。

2.ディナーは2部制

コース形式のディナーは前後半の2部制でした。

これは予約時に選択する「プレミアム」と「クラシック」で時間帯が決まります。

プラン名	ディナー入場時間
プレミアム	17:00～17:30
クラシック	19:45～20:15

3.席は毎日違う

コスタセレーナのメインダイニングの席は毎日場所が変わります。

4人の場合、中央にある円卓では家族だけで座りました。

一方、窓側の横長の6人掛けテーブルは別のお客さんと相席になりました。

4.メニューのディスプレイがある

コスタセレーナではメニューの見本がメインダイニングの入り口に飾られています。

メニュー表は文字だけなので、こちらで実物を確認することをおすすめします。

5.飲み物は基本的に有料

コスタセレーナでは基本的に飲み物は有料です。

ただし、今回のツアーでは下記3つはメインダイニングでも無料でいただけました。

これ以外のジュースやアルコール類は有料です。

6.ビュッフェプランは利用できない

コスタセレーナのツアーによっては、通常プランに加えて、ビュッフェプランという特別プランが用意されている場合があります。

通常プランにするか、ビュッフェプランにするかは予約時に選択しなければなりません。

ビュッフェプランはメインダイニングが利用できない代わりに、通常よりも乗船料金が割安となるプランです。

ビュッフェプランで予約した場合、メインダイニングは利用できません。

コスタセレーナのメインダイニングのメニュー

2024GWチャータークルーズで実際に食べたコスタセレーナのメインダイニングのメニューを紹介します。

1日目ディナー（カジュアル）

1日目のメニュー表です。

上記グループの中から1つずつ注文していきます。

ただし、あまりお腹が空いていない日などは少なく注文しても問題ありません。

あと、メニュー表の最後のグループ「グレートクラシック」は定番で、毎日提供があるメニューです。

日替わりメニューで食べたいものがないときに注文するとよいと思います。

スターター

まずは前菜です。

コスタセレーナの料理は見た目がとても美しく、テンション上がりました。

どれも美味しかったのですが、野菜のフリットは思ったよりもボリューミーでした。

パンは布に包まれてテーブルの上に置いてあるので、好きなタイミングで食べられます。

コスタセレーナのパンはパン屋さんのパンのようにしっかりとしていて美味しかったです。

ファーストコース

このクルーズ中はどんな種類であってもスープ類が必ずお椀で出てきました。

「自宅でもミネストローネはお椀で飲まない…」と言いたいところですが、たぶん日本人に対する気遣いなんでしょう。

パスタもどこかのクルーズ船とは違い、きちんとした茹で具合の麺が出てきて安心です。

メインコース

いよいよメインディッシュです。

スズキだけ少し味が薄かったようですが、あとの2つはかなり美味しかったです。

特に豚首肉はトロトロやわらかで、後ろにあるマッシュポテトと一緒に食べると最高に美味しかったです。

デザート

コスタセレーナのデザート類は、全体的に美味しかったです。

外国によくある強い甘さではなく、甘さの中に酸味や苦味、香りが感じられます。

5日目ディナー（エレガント）

5日目はエレガントナイトです。

みんなドレスアップしてメインダイニングへと向かいました。

スターター

まずは魚介類たっぷりのサラダです。

貝やエビなどと一緒にパプリカやセロリなども入っています。

濃くも薄くもない丁度良いお味で美味しかったです。

ファーストコース

スパゲッティは安定して美味しかったです。

スープはチキンヌードルスープだったような記憶が…

ただ、全体的にスープの味はイマイチでした。

と、ここでいきなりダンスが始まりました。

軽快な音楽とともに料理を運んでくれるスタッフさんたちがナプキンを振り回すと、お客さんも同じように振り回します。

お客さんたちもノリノリで席を立って一緒に踊りだす人たちも。

コスタセレーナはこんな感じのとっても陽気な船でした。

メインコース

さすがエレガントナイトのメインディッシュは、いつもとひと味違います。

大きなエビがどーんと届きました！

ちゃんと殻が切ってあって、初めてでも食べやすかったです。

ハサミの中にもしっかり身が入っていましたよ。

デザート

ツルツルで美しいパッションハートは、ベリー系の甘酸っぱいケーキでした。

斬新な盛り付けですが、味は繊細で美味しかったです。

キッズメニュー

すべての日で同じ内容ではありましたが、子ども用メニューも用意されていました。

ハンバーガーなどもあるので、子どもも安心して食事が楽しめます。

フライドポテトのポテト自体は日本のものとほぼ同じですが、ソース類の味は少し違いました。

ケチャップは少し風味が日本のものと異なり、マヨネーズに至っては甘くて日本のマヨネーズとはかなり違いました。

コスタセレーナのメインダイニングを利用した感想

コスタセレーナのメインダイニングを利用した感想や気づいたことを紹介します。

ドレスコードは厳しくない

コスタセレーナのメインダイニングのドレスコードは、あまり厳しくありません。

エレガントの日であっても、きれいめカジュアル程度の方もいました。

あまりにもカジュアルすぎなければ、問題なさそうでした。

全体的においしい

メインダイニングの料理は全体的においしく、「無理、食べられない」と残すようなことはありませんでした。

以前乗船した別のクルーズ船のように食材から水が出ているとか、麺が千切れるくらい伸びているようなことも一切ありません。

他のカジュアル船と比較しても、かなり丁寧に調理されているように感じました。

また、個人的にはビュッフェの食事よりもおいしいものが多かったように思います。

メニューは毎日替わる

当たり前のことかもしれませんが、メインダイニングのメニューは毎日替わります。

というのも、ビュッフェのメニューがあまり変化しなかったので、日々替わるメインダイニングの夕食は楽しみでした。

食事時間は1時間半前後

慣れているスタッフさんが多いためか、メインダイニングのサービスはわりとスムーズでした。

お客さんが多い日にはオーダーまで少し待つこともありましたが、そのあとはテンポよく料理が出てきてストレスを感じません。

また、17:00からの食事だと食べ終わって少し休んだらショーの1回目が始まるという丁度良い時間帯でした。

エレガントの日は少し豪華

ドレスコードがエレガントの日は、メインダイニングの料理が少し豪華に感じました。

メインディッシュで大きなエビが出たり、デザートも手の込んだものが出たりします。

この日は多くの人がメインダイニングを利用するので少し混み合いますが、それでも行く価値アリです。

食後のコーヒーは自ら頼むべし

食後のコーヒーは待っていても出て来ないことがありました。

なかなか来なくて、デザートに手をつけられなくて待つ場面も。

ヤキモキするのが嫌だったので、最後の方はデザートを持って来てくれたときにお願いしていました。

コスタセレーナのメインダイニングで優雅な旅のひと時を

メインダイニングは、おしゃれな空間でフルコースの食事をいただけるクルーズ船の醍醐味の1つです。

コスタセレーナのメインダイニングは味もサービスも、他のカジュアル船と比較してもレベルの高い方なのではないかと思います。

また、キッズメニューもきちんと用意されているので、子連れの方でも安心して楽しめます。

ぜひコスタセレーナに乗船したときには、メインダイニングで優雅な食事を楽しんでくださいね。

あわせて読みたい

コスタセレーナのビュッフェはおいしい？営業時間や味の感想を紹介 コスタセレーナのビュッフェの営業時間や食事内容、味の感想を紹介します。ビュッフェは営業時間が細かく設定されているため、しっかり情報をチェックして、食べ損ねることの内容に注意してくださいね！